3Dプリンターで

 3Dプリンターの活用方法として、「身近な道具を作る」ということが考えられます。
私の場合は日々の模型作りにおける工具類などとなります。
今回は、「接着剤スタンド」です。
タミヤさんの接着剤を作業デスク上で倒してしまうことがありますので、その対策のためです。(デスク上の整理整頓をすべきですが…)

 まずは 3D CAD ソフトでデータ作成。
AUTODESK 社さんの「Fusion 360」というソフトを使っています。
条件はありますが無料で使える高機能なソフトです。

 データ作成が終わり、3Dプリンターで出力します。
(この間には、「スライサー」と呼ばれるソフトで出力品質の調整などを設定します。使用ソフトは「Cura」。)

出力開始直後に、ノズルの高さや左右の平行など細かな調整を行いました。

出力には約12時間近くかかっています。
ほぼ満足のいくものが仕上がりました。

 タミヤさんの接着剤を置いてみました。
きれいに4本収納できました。
底の面には滑り止めのシートを貼り付けています。
これで倒れることが少なくなります。

 このように自分が必要とするものを作ることが可能です。
(プラ板工作が得意な方は、その方が時間的に早いと思います。出力時間は3Dプリンターの機種にもよりますね。)
その前提として、データ作成ができることが必要となります。
まだ簡単な形ものもしかできませんが、徐々にソフトの使い方をマスターして複雑な形の挑戦していきたいと思います。