Mr.ウェザリングペーストについての説明から。
「マッドブラウン」・「マッドホワイト」をそのまま塗布、2色に「ウェットクリアーをまぜて塗布、2色の上にウェットクリアーを塗布の3パターン。
(発売予定の新色も展示されていました。)
実演。
「マッドホワイト」を筆で置いていくように塗布。
その後、ウェザリングカラー専用うすめ液を筆やスポンジなどで「なじませる」。
画像中央(矢印)のようになります。
ここで「スパッタリング(泥はね)」の実演。
左手には専用の板(自作)、右手の筆はドライブラシ用(かため)。
塗料を飛ばします。
(塗料がついてはいけない所は、紙などでマスキングを。)
履帯も同様に。
厚く盛るときは「砂」を混ぜて。
「マッドブラウン」も追加し、このようになりました。
※失敗して落とすときは専用うすめ液(もしくはエナメルシンナー)が使えます。
ポイントは「汚れのレイヤー(階層)を意識すること!」
(汚れが発生⇒落とす⇒更に汚れ⇒落とす・・・)
履帯が地面と接するところの金属表現には、クレオスさんの「メタルカラー クロームシルバー」を。
さらにグラファイト(鉛筆の粉など)をこすりつけ落ち着きを出す。
「ウェットクリアー」を上塗りしてウェット感を出す。
この状態の地面(ベース)を準備したいですね!
※ウェットクリアーの仕上がりは少しずつ混ぜる(塗布)するなどして感覚をつかむことが必要。使う量によって結果が変わるとのこと。
まとめのお言葉を吉岡先生からいただきました。
「きれいに汚す!」
適切な場所に適切な量のウェザリングを施す。使われた場所、天候、状況なども考慮にいれること!
参加の方々にそれぞれ個別指導があり、充実した講座であったと思います!
戦車だけでなく他のジャンルの模型にもウェザリングは応用可能です。
次回も開催できればと思っております。
※このブログでは伝わりにくいところが多くあると思います。
申し訳ありません。
吉岡先生の著作、アーマーモデリングなどの書籍を参考に手を動かしてみてはいかがでしょうか。
(受講後、モデルグラフィックス誌 2016/09 号の特集記事「逆引きAFV技法大辞典」を読むと内容が理解しやすくなっておりました。)
10/14追記
月刊アーマーモデリング 11月号 106ページから「フィルタ・リキッド」について吉岡先生が解説しておられます!
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